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発想

孫や幼子を観ていて、彼等の行動の基はと考えた時、いや大人に成ってもでもである。
孫が鼻くそがあって、それを取ろうとティッシュを紙縒にして鼻の穴へそれを突っ込むである。
この仕草を娘に問うと、孫のパパが同じようにしているとのことだ。
即ち親が手本である。

孫は3歳に成りこと言葉数も多くなりよくしゃべる、ところどころの言い回しは娘そっくりである。
私たちも新しい事に挑戦する時も同様に人の真似から始まるのである。

例えば、役所や金融機関はとくに書類が好きなのでそれに対応しなければならない。
対応する人はいつも通り、しかし、こちら側は初めてなので相手の言っていることを理解し、次は書く内容を頭で整理し書かなくてはいけない。そこへ年をとると老眼で書いてある文字の認識、書く字の大きさに苦慮するのである。
だから相手の言うように進めるしかないのである。
郵便局での話ですが、同じ書類を二通書かねばならないので名前のフリガナも二枚に書いたのに、局員が名前を呼ぶときにその名前通りには読まなく自身の思い込みの読み方で呼ぶのである。

知らない土地へ行く時は、カーナビもその典型的ないうがままの行動である。
これが複数回同じ場所へ行くと、学習するのである。運転の余裕も出て来て周りの情報を頭に入れていき、カーナビの指示と差が出てくるのである。
私はカーナビの計算方法を知らないが、高速の降りるインターは目的地の手前で案内する。生活道路や裏道は基本的に案内しないのである。だから、カーナビと自身の思考と勝負、以前のカーナビは二画面有り縮尺度を変えて渋滞していると片方の画面を100m
か50mに設定し渋滞を回避したり、目的地を設定して現在地とを赤い線が表示されるのでそれに沿った道を選択しながら行います。
しかし、大方の方はカーナビの目的地と縮尺率は100mに設定され、三角周りしようが渋滞にはまろうが只々そこへ誘導されるがままの運転である。
カーナビの画面より少しでもはみ出てしまうとそこは表示されない、カーナビのない時は地図を広げてここにあそこに何があるかを学習して目的地以外の観光地や裏道探しの旅行を楽しんだのですが、今は機械IT頭脳と言われるものに左右される時代であろうか、車が運転の評価までしてくるのである。でもこのシステムは作者の発想の範囲内の基準である。

ある方に 〇 〇知ってる?と聞くと知ってると答える。でもその知ってるはその単語を知っているか大まかな内容だけで、例えば使い方はと尋ねると「?」実は知らないことが多いです。

だからこそ、年のいった方や経験や体験した方らこそ発想の基はすごいのである。失敗やいじめ等の体験も体験したものにしか解らないノウハウが有り、人にそれを伝えるのに台本なく語ることができる。見方を変えればその語り部として新たな仕事として。
家を建てる時、壁紙(クロス)の柄の選択時、若い女性のインテリアコーディネーターという方がアドバイスに来られるが、実はクロス職人に尋ねる方が経験もあり良いアドバイスを受けられます。

以前私も歯科矯正の矯正装置を作成したとき、現状は下顎が上顎に対し後方にあり下顎を前に出す調整して顎の位置を正しい位置に誘導するれば早いと私は思うのですが、作成の指示内容は元歯科矯正の大学教授からで上顎前歯の根元に下顎前歯が食い込むので、それを回避する指示内容でした。歯列矯正から診ればそうかもしれないが、からだの一部のあるべき姿から観ると何故そういう現状になっているかを問い、問題を解決した上で残った歯列の問題を矯正するならいいと思いますが。

ある高校で顧問の先生が生徒を殴ったと報道されましたが、殴るという行為を知ったのは、例えばその先生の親が先生を殴ったことで殴る行為を認識した。それを教えなければ殴るという発想はなかったのではと考えられる。

要は発想の基は、親・経験・体験・知ったことしか湧いてこない、偶に天からの閃きが降りてきての発想がありますが。

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